販路開拓専門家の伊藤です。
「それって普通に考えておかしいでしょ」と言いたくなるような依頼、ありませんか。
取引先からの要望や要求が、常識から外れているように感じること。
現場ではよくある話ですが、そんなときこそ社長の判断が問われます。
違和感を覚えたら、まず一歩引いて考える
「相手がおかしい」と決めつけて話すのは簡単です。
でも、それではこちらの信用も失われかねません。
そんなときこそ一歩引いて、「本当にズレているのはどこか?」と冷静に考えてみることが大切です。
“正しさ”よりも、“落とし所”を探る
ビジネスでは、どちらが正しいかよりも「どう着地させるか」が大事です。
本当に、本当にこの考え方は大事ですよ、社長は絶対忘れないでください。
相手の立場や背景を想像しつつ、「落とし所」を提示できる社長は信頼されます。
現場の判断に任せすぎない
現場担当に丸投げせず、トップが状況を把握していることが伝わるだけでも、取引先の態度は変わります。
とくに理不尽な要求が続くときは、現場が疲弊し、退職やミスにつながるケースも少なくありません。
社長が出るだけで空気が変わる
「こちらの社長が直接来てくれた」となると、相手の態度が一変することはよくあります。
それは、責任ある人が動いたというメッセージになるからです。
社長が出ることは“対立”ではなく、“整理”です。
まとめ
取引先の要求に違和感を覚えたとき、まずは冷静に全体を見て、落とし所を探す。
現場を守りながらも、相手と誠実に向き合う。
その姿勢が、長く続く関係と信用を生みます。
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