手作りの食品を販売することは、自分の得意なことを生かして仕事にできる素晴らしい方法です。
ただし、たくさんの人が同じように手作り食品を売っているので、その中で成功するためには、
つまり差別化が必要です。手作り食品を販売するときのコツをわかりやすく紹介します。
今回はふれませんが衛生面や法規面もしっかり対応することは当たり前ですよ。
ブログを参考にして、あなたの手作りの商品がもっと多くの人に知ってもらえるようにしましょう。
1.ほかのお店の商品を調査する
1.1価格を調べる
同じような商品がどのくらいの値段で売られているかを調べましょう。
高すぎると売れにくくなりますし、安すぎると利益が出ません。
ちょうど良い価格を考えることが大事です。最初はすこし高めがよいかも知れません。
お客様の感想を調べる: 他のお店の商品に対して、お客様がどのような感想を持っているかを調べてみましょう。味はどうだった、価格はどうだった、どんなことに不満を持っているかを知ることで、あなたの商品をさらに良くするためのヒントが見つかります。
お客様の声を集めることはむずかしいのであまり時間をかけないようにしてください。
1.2誰に売りたいかを考える(ターゲットを決める)
あなたの手作り食品をだれに売りたいか、だれに食べてもらいたいかを具体的に考えましょう。
たとえば、男性、女性、若い人向けなのか、健康に気を使っている人向けなのか、それとも家族で食べるのにぴったりな商品なのか。だれに向けて売るかが決まれば、その人たちに響くような商品づくりや宣伝ができるようになります。
顧客のイメージを作る: どんなお客様に買ってもらいたいか、具体的にイメージしましょう。
例えば、「30代の健康に気を使っている主婦」といった感じです。そのお客様がどんなことを
求めているかを考えることで、より良い商品を提供できるようになります。
マーケティングではペルソナといいます。
2.他社とは違う魅力的な商品を作ろう(もっと大切です)
2.1オリジナルのレシピを作る
あなたならではのレシピを考え、他では食べられない味を提供しましょう。
健康に良い食品を作る: 最近では、身体に良い食品が人気です。添加物を使わないものや、
カロリーが低いもの、塩分ひかえめ、アレルギーに配慮した食品など、健康を意識した商品づくりも
効果的です。
2.2 見た目も大事にしよう
お客様は、商品を見るだけで買いたくなるかどうかを判断します。
だからこそ、商品の見た目もとても大切です。
ブランドのイメージを伝える: あなたのブランドや商品のストーリーを伝えるデザインを考えましょう。これにより、お客様にあなたの商品を覚えてもらいやすくなります。
最近では、環境を考えたパッケージも人気があります。使い捨てプラスチックを使わない包装や、リサイクルできる材料を使うと、お客様からの評価が上がるかもしれません。環境にやさしい商品が選ばれる時代です。
3.インターネットを使って上手に売ろう
3.1 検索で見つけてもらう工夫
インターネットで手作り食品を売る場合、お客様に見つけてもらうことが大切です。
そのために、検索エンジンで上位に表示されるように工夫しましょう。
SEOの上位表示は販路開拓でも重要ですが長い時間が必要になりますので、
あせらず進めてください。
よく使われる言葉を入れる: 「手作り食品」「オーガニック」「無添加」など、
お客様がよく検索する言葉を考え、その言葉を使って商品説明やタイトルをつけると、
お客様があなたの商品を見つけやすくなります。
魅力的なタイトルをつける: 検索結果に表示されるタイトルは、
お客様がクリックしたくなるような内容にしましょう。
3.2 SNSを活用しよう
SNS(ソーシャルネットワークサービス)を使えば、たくさんの人にあなたの手作り食品を
知ってもらえます。写真や動画を使って、商品の魅力をアピールしましょう。
たくさんの媒体をやる必要はありません、facebook、X、インスタなど、
どれか1つを継続してください。続けることがもっとも重要です。
インスタグラムを活用する: 写真がメインのインスタグラムは、食品を美しく見せるのにぴったりです。おしゃれな写真を投稿して、フォロワーを増やしましょう。
フェイスブックで共有する: フェイスブックでは、商品の作り方やエピソードをシェアすることで、
お客様とのつながりを深めることができます。
3.3 オンラインショップを開こう
インターネット上にお店を持つことで、いつでもどこでも商品を売ることができます。
簡単に始められるオンラインショップを開設してみましょう。
人気のあるサイトに出店する: 楽天やAmazonなど、たくさんの人が利用しているサイトに
お店を出すと、多くのお客様に見てもらえますが競合も多いです。
自社のウェブサイトを作って、そこから販売することを目指してください。
スマートフォンでも見やすくする: 最近では、スマートフォンからインターネットを
見る人が増えています。お客様がスマートフォンで商品を見たときに、使いやすく見やすい
デザインにしましょう。
4.お客様との良い関係を築こう
4.1 お客様を大切にする
お客様との信頼関係を築くためには、丁寧な対応が必要です。問い合わせにすぐに答えたり、
お客様の意見を聞いたりして、信頼を高めましょう。クレームには最優先で対応してください。
よくある質問をまとめる: お客様がよく聞いてくる質問をまとめておくと、
問い合わせがあったときすぐに答えられます。
口コミを活用する: お客様の感想や口コミは、他のお客様が商品を選ぶときの大きな参考になります。
良い口コミを集めて、ウェブサイトに掲載しましょう。
4.2 メールでつながりを続ける
メールを使ってお客様との関係を続けることも大切です。定期的にお知らせや特別なオファーを
送ることで、リピート購入を促しましょう。
メルマガを送る: お店の最新情報やお得な情報をメールで送ることで、お客様とのつながりを保ちます。
お客様に合わせた内容(たとえば誕生日とか)やお客様が過去に購入したものや興味があることに基づいて、メールの内容を変えることで、より親しみやすいメッセージを送ることができます。
5.イベントや短期催事を活用しよう
5.1 地元のイベントに参加しよう
地元で開かれるイベントやフェアに参加することで、新しいお客様に直接商品を紹介できます。
また、その場でお客様の反応を見て、商品アイデアのヒントを得ることもできます。
試食を提供する: コロナが落ちついたので衛生管理を厳重にしてイベントで試食を提供すると、
お客様に商品の魅力を伝えやすくなります。また、直接お客様の声を聞けるので、
商品改良に役立つフィードバックを得られます。
名刺やパンフレットを配布する: イベントに参加した際には、名刺やパンフレットを配って、
自分のお店やオンラインショップ、SNSの情報を伝えましょう。
イベントが終わった後も、お客様があなたのお店を訪れてリピート購入の可能性が高まります。
ファンができて、リピート購入が増えてくることがもっといい流れとなります。
5.2 特設店舗を開こう
期間限定で開く特設店舗(ポップアップストア)は、お客様に新しい体験を提供し、
特別な魅力を感じてもらうのに効果的です。短期間だけオープンすることで、商品の希少価値を
感じてもらい、興味を引くことができます。
場所を選ぶ: 特設店舗を開く場所は、たくさんの人が集まる場所を選びましょう。例えば、ショッピングモールの一角や人通りの多い商店街などが良いでしょう。ただしターゲットとマッチしない場所では行わないほうがいいでしょう。
地元のイベントと合わせる: 地元のイベントや祭りに合わせて特設店舗を開くと、
より多くの人に商品を知ってもらうチャンスが広がります。
6.ビジネスを大きくしよう
6.1 事業を広げる方法
手作り食品の販売が順調にいけば、次は事業を広げることを考えましょう。
新しい商品を作ったり、販売場所を増やしたりすることで、より多くのお客様に商品を
届けることができます。
他の店舗と協力する: 地元のカフェやレストランと協力して、あなたの商品を提供して
もらうことも効果的です。
また、他の店舗と一緒にイベントを開催するなど、協力関係を築くことでお互いのメリットを
得られます。
卸売りを始める: あなたの商品を他の小売店に卸すことで、より広い範囲で販売することが可能になります。これにより、多くのお客様に商品を知ってもらう機会が増えます。
卸売りはぜひ取りくんでほしいですね。
6.2 環境にやさしいビジネスを考える
今後、ビジネスを続けていくためには、環境に配慮した取り組みも重要です。
ただ売れればいいではなく、エコであることやサステナブルな(持続可能な)方法を
取り入れることで、お客様からの信頼を得ることができます。
地元の材料を使う: 地元で採れた新鮮な材料を使うことで、輸送にかかるエネルギーを減らし、
環境にやさしい商品を作ることができます。また、地元の経済や雇用にも貢献することが
できます。
リサイクル可能な包装を使う: 環境に配慮した包装を使うことで、環境に対する負担を減らし、
エコ意識の高いお客様からも支持を得られます。
おわりに
手作り食品を販売するには、おいしい商品を作るだけでなく、それをどのように売るかも大切です。
この記事を参考に、あなたの商品をもっと多くの人に知ってもらいましょう。
インターネットやSNSを活用し、イベントや特設店舗を通じてお客様とのつながりを深めることで、
あなたのビジネスがさらに成長することを期待しています。
これからもお客様に喜ばれる商品を作り続けて、
あなたの手作り食品が愛されるブランドになること(これで稼げます)を願っています。