最近、ある小売店のバイヤーに対して
否定的な意見を複数回、耳にすることがありました。
「見積、サンプルを送ったがそのなにも言ってこない」
「サンプルを送ったあとに何度もメールや電話したが連絡がとれない」
「結果だけは教えてほしい」
そのバイヤーは、商談会によく参加している人で
わたしも面識があります。
メーカーの言い分はもっともで
費用もかかっている話しなので
バイヤーからの返答がほしいですね。
一方、バイヤーは
サンプルをたべて、見積を検討したが
残念ながら見送りにした商品は
あえてこちらから連絡することはありません。
(時間もありません。。。言い訳。。。)
バイヤーはとにかく時間におわれています。
とくに新店オープンの場合は
正直なところ商談会対応などしている時間はありません。
メーカーは見積やサンプルを提出するとき
しっかりバイヤーと検討の期限を決めましょう。
たとえば
「○○までお返事をください。」
「○○に連絡しますので結果を聞かせてください」
そうすれば、お互いモヤモヤしないで済みます。
バイヤーは忘れていることが多いです。
残念ながら採用見送りの商品が多いので
メーカー側も連絡はない場合は
今回はダメだったと解釈するルールを自分で
決めましょう。
返事を待っている間に
バイヤーは次の業務を行っています。
ねばりづよく案件をおいかけることも必要ですが
ときには、スパッと忘れて次の案件をおいかけることも
必要ですね。
バイヤー主導にならずメーカー主導、自社主導になるよう
こころがけましょう。
ありがとうございます。