売上至上主義は残酷物語なのか

売上至上主義という言葉。
すでに死語かも知れませんね。
 
以前は企業経営や営業の
世界では、当たり前に使われていました。
意味は、「とにかく売れ!売れ!」という感じ。
 
無理な営業手法が事件をおこし
法人を含めた消費者保護の
機運が高まり、法整備もされました。
 
売上至上主義のもとでは
理屈や理論は不要、とにかく売れ。
営業は、朝から深夜まで
TELアポ、アポなし飛び込みなんでもOK。
 
いまでは、こんな会社は
ブラック企業の烙印をおされ
顧客から見放され
社員からも見放され
退場となっていきます。
 
しかし、みなさんよく考えてください。
個人事業主、経営者、営業マン、営業レディ。
 
売上至上主義は間違ってますか?
間違っていないです。
むしろそんなことは、当たり前ですね。
 
売上をあげて、利益を出さなければ
企業は継続していきません。
ですから企業は、売上至上主義なんです。
 
ただ、売上至上主義は
自分の都合だけではなく
顧客から愛され、初めて成り立つものです。
 
無理な押し売り、0円入札、強引な契約、
原価割れの大幅値引き。
コンプライアンスもありません。
こんなやり方では、売上があがっても
なんの意味もないのです。
 
売上至上主義は
迷いを捨て、売上を獲得するために
集中するんだ、よそ見はせず
利益をあげるんだ、という意味で使われれば
すごく良い言葉です。
 
売上至上主義=顧客からの信頼で成り立つ
この黄金律を忘れなければ、細かいことは無視して
問題ありません。
 
 
 
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