社長の仕事とは何か、そう聞かれたら
皆さんは何を思い浮かべますか?
資金繰り、人材育成、商品開発、営業。
どれも会社の運営に欠かせない大切な仕事ですよね。
もちろん、すべて正解です。
わたしは、その中でも最も大切なのは集客だと考えています。
なぜ集客が社長の最重要ミッションなのでしょうか。
既存のお客さまに
リピートしていただくことは
安定した経営の基盤となります。
それだけでは会社の成長には限界があります。
市場は常に変化していますし
競合他社も次々と現れます。
新しいお客さまとの出会いがなければ
会社の未来は拓けません。
集客は、単に商品を売るための
活動ではありません。
会社の存在価値を社会に伝えこんな会社があったんだ
この商品、おいしそうと、まだ見ぬお客さまに知ってもらうことです。
それはまさに会社の未来を切り拓く
社長にしかできない重要な仕事なのです。
集客は社長の責任、中小企業の多くは
営業部門やマーケティング部門を
持たないことがあります。
そのため、集客は営業担当者や
広報担当者の仕事だと考えている社長もいるかもしれません。
会社の顔でありすべての最終責任を負う社長こそ率先して
集客に取り組むべきです。
社員は社長の背中を見て育ちます。
社長が集客という会社の未来を創る仕事に
熱心に取り組む姿勢を見せれば
社員も自然と会社の将来を考えるようになります。
集客の成功事例に学ぶ、社長の役割は集客と聞くと
どうすればいいかわからない難しそうと感じる方もいるかもしれません。
そこで、実際に集客に成功した食品会社の事例をいくつか紹介します。
事例1:SNSを活用し、ブランドのファンを増やす
ある地方の小さなパン屋さんは社長自らがSNSを積極的に活用しました。
焼きたてのパンの写真や新商品の開発秘話
社員との温かい日常を投稿することで
お店の魅力や人柄を伝えました。
すると、社長の投稿を楽しみにする
ファンが徐々に増え遠方から足を運んでくれる
お客さまも増えたのです。
この社長はSNSはただの宣伝ツールではない。
お客さまと直接つながるための大切な場所なんだと話していました。
事例2:展示会で熱意を伝え、販路を開拓
地方の特産品を製造する社長は全国各地の食品展示会に
積極的に出展しました。
社長自らがブースに立ち商品のこだわりや、地域への思いを
熱く語る姿は、多くのバイヤーの心を動かしました。
その結果、大手百貨店との取引や有名レストランへの卸売りが決まり
販路が大きく広がりました。
社長の熱意が新たなビジネスチャンスを呼び込んだのです。
事例3:地域のイベントに参加し、顔の見える関係を築く
老舗の味噌蔵の社長は地域のマルシェやイベントに
自ら参加しました。
お客さまと直接この味噌は、こうやって作っているんですよ
と会話をすることで信頼関係を築いていきました。
社長と話して味噌への情熱が伝わったから
買ってみようと思ったそんなお客さまの声が
たくさん聞かれました。
こうした活動を通じて地域のお客さまは〇〇味噌の社長と
顔を覚えてくれるようになりリピーターが増えていきました。
現代の集客に欠かせないデジタルマーケティング
昔ながらの集客方法に加え現代ではデジタル技術を
活用した集客が欠かせません。
特に食品業界ではインターネットを通じて
商品の背景にあるストーリーやこだわりを伝えることが重要です。
たとえば
会社のウェブサイトやブログで商品の開発秘話や
生産者のインタビュー記事を掲載したり商品の魅力を引き出す
美しい写真を多数掲載したりすることでお客さまの購買意欲は高まります。
また、定期的にメールマガジンを配信することも有効です。新商品の情報やお得なクーポンを配信し
既存のお客さまとのつながりをより強固にできます。
さらに、ウェブ広告も見込み客に自社商品を
知ってもらうための有効な手段です。
SNS広告やリスティング広告をうまく活用することで
地域や年齢層を絞り込み効率的に集客することができます。
デジタルマーケティングは専門的な知識が必要に
思えるかもしれませんが大切なのは、社長自身が
その可能性を理解しまずは一歩踏み出すことです。
さあ、社長の集客を始めよう集客の方法はひとつではありません。
SNS、展示会、地域のイベントそして公式ブログやウェブサイトなど
さまざまなツールがあります。
大切なのは、社長が率先してどうすればお客さまに
喜んでもらえるかどうすれば自社の魅力を
伝えられるかを考え知恵を絞り、行動することです。
新しいお客さまを開拓するために
あらゆるネットワークを駆使し
学び続け、挑戦し続ける。
そうした社長の熱意と行動力こそが
会社の未来を拓く最強の武器なのです。
集客なくして会社の成長はありません。
明日から、いや、今から御社の会社の魅力を社会に伝えるための
第一歩を踏み出してみませんか?
応援しています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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