緑茶とビールの組み合わせで新商品開発

信用金庫がマッチングをおこなって
新商品が完成しました。

信用金庫らしい地域密着のマッチングです。
この動きは信用金庫ならではです。

城北信用金庫にエールをおくります。

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城北信用金庫(東京都、大前孝太郎理事長)のビジネスマッチング(BM)支援で、東京都足立区千住に緑茶とビールを組み合わせた「茶(ちゃ)るビール」が7月に誕生した。足立支店(舩山裕二支店長)が仲介役となって取引先の日本茶カフェとビール醸造所をつないで実現した。同月7日と21日には披露会が開かれ、大手百貨店での販売計画も。今後、同信金の年金会報誌にも誕生の経緯や商品の掲載を予定している。

マッチングしたのは、日本茶カフェ「路地裏寺子屋rojicoya」(米本芳佳代表)とクラフトビール醸造所併設のレストラン「さかづきBrewing」(金山尚子社長)。両社とも同信金が創業を支援。補助金申請、クラウドファンディング、広報宣伝なども支援してきた懇意な関係にある。仕掛け人の舩山支店長は「コロナ禍で売上減少に悩んだ女性経営者同士。世代も近く、バイタリティがある」と直感で両者を2023年明けに引き合わせた。

試行錯誤の結果、狭山茶(埼玉県)を使用し、酵母のほかに米粉を混ぜた製法を選択。後味に緑茶の渋みが広がる逸品に完成させた。「ちゃる」には「おどける」という意味があり、「日本茶にくだけたイメージを持たせる」(米本代表)狙いがある。1杯800~820円で両店舗で販売。インバウンド需要による消費拡大を見込む。「(城北)信金さんの紹介だからこそ、最初から信頼してスピード感を持ってコラボできる。同じ動きが地域に広がっていけば」(同)と期待する。
出所:ニッキン7月27日