食品バイヤーとの商談会で大切なこと

販路開拓専門家の伊藤です。



食品バイヤーとの商談会で大切なことは
「商談後が勝負」と言うことです。



最近はバイヤーとの商談会(ビジネスマッチング)が
自治体や金融機関で数多く開催されています。



それだけ、事業者にとっては
ありがたいことで、絶好の営業チャンスです。



しかし、バイヤーと商談会で会っておわり。
これではうまくいきません。
結果的に成約率が悪い現象がおきています。



この現象によりどうすれば、成約率がアップするか
自治体や金融機関から相談が増えてきました。



原因は、ただひとつ
事業者側(サプライヤー側)の商談会に対する
意識を変えることです。



商談会で食品バイヤーは1日で5社、いや8社
とにかく数多くの事業者と面談します。



それも1社あたり20〜30分の面談時間では
記憶もあいまいになります。



そんなバイヤーの立場は事業者は
理解していません。


会ってすぐ見積もり、サンプルの話しに
進まないと、もうダメだとあきらめてしまう。
商談会が終わったあとに、フォローもしません。



これが成約が増えない理由です。



バイヤーも商談がおわっても
事業者から連絡がないので
うちと取引する気はないのかなと判断します。



バイヤーから事業者に連絡しないですから。
そんな時間もありませんし、気になった商品でも
自分から連絡しようと思いません。



事業者(サプライヤー、メーカー)は
商談会では名刺交換できれば成功。
一方的に売りこんで終わりは最悪のパターンです。



このことは、しっかりおさえてください。



主催者の自治体や金融機関も商談会の開催にあたり
事業者へしっかり説明することです。



商談会がおわったあと、商談したバイヤーに連絡をして
しっかりフォローすることで成約率は
大幅にアップします。



食品バイヤーとの商談会は
名刺交換が目的。
商談会終了後にしっかりフォローする。



ここがわかれば商談会は御社にとって
最大の武器になります。