売れる社長はここが違う!中小企業の成功法則13カ条

全国で多くの社長と出会ってきました。
長年、販路開拓や営業支援の現場に立ち続けて、はっきりと確信したことがあります。

売れる社長と売れない社長には、明確な違いがあるということです。
しかも、その違いは「商品力」でも「会社の規模」でもありません。
もっと根っこの部分、つまり社長本人の人間性にあります。

会社を伸ばす社長と、いつまでも伸び悩む社長。
どちらも努力しています。
けれど、考え方と姿勢がまったく違います。

今回は、私が全国の現場で見てきた「売れる社長の13の法則」を紹介します。
ひとつでも意識すれば、会社の空気は変わります。

1 礼儀がある社長は売れる
営業でも商談でも、最初の印象を決めるのは礼儀です。
あいさつ、時間、言葉づかい。
ここができていない社長は、どんなに商品が良くても信用されません。
礼儀は信頼の入り口です。

2 感謝を口にする社長は紹介が増える
取引先や社員に「ありがとう」を伝える社長ほど、周りに応援者が集まります。
感謝は伝えた人の数だけ返ってきます。
紹介営業が多い会社は、例外なく社長の口ぐせが「ありがとう」です。

3 謙虚な社長は学び続ける
自分はまだ半人前だと思っている社長ほど伸びます。
成功しても慢心せず、学びを止めません。
反対に、「もう十分わかっている」という社長はすぐ限界が来ます。

4 素直な社長は行動が早い
アドバイスを聞いてすぐ試す。
たとえうまくいかなくても、次に生かす。
このスピード感が成果を生みます。
素直さは最強の営業力です。

5 景気のせいにする社長は売れない
景気や政治は変えられません。
環境のせいにしても、何も動かない。
売れる社長は「今できること」を探します。
行動の矢印が常に自分に向いています。

6 顧客の見る目を否定する社長は危うい
「うちの商品が良いのに、わからない顧客が悪い」と言う社長は危険です。
市場が反応しないなら、商品を見直すチャンスです。
顧客を責めるより、自社を磨く。そこに未来があります。

7 他責の社長はチームを動かせない
社員、取引先、行政、誰かのせいにする。
そういう言葉が多い会社は、自然と雰囲気が暗くなります。
売れる社長は、「自分が変われば相手も変わる」と考えます。
その姿勢が社員のやる気を引き出します。

8 技術や職人を理由に営業を避ける
「自分は技術者だから営業は苦手」と言う社長は多いです。
けれど、ものづくりの人こそ営業すべきです。
自分の商品を一番理解しているのは自分です。
技術を語れる人ほど、説得力があります。

9 学ばない社長は時代に置いていかれる
変化の速い時代に、学びを止めた瞬間に会社も止まります。
営業、デザイン、SNS、どんな分野でも吸収する姿勢がある社長ほど成長します。
小さな学びが大きな差になります。

10 商品に愛着がある社長は強い
売れる社長は、商品を「我が子のように」語ります。
どんなに苦しいときでも、商品の価値を信じ続けます。
その想いがバイヤーや消費者に伝わり、信頼になります。

11 競合を認める社長は伸びる
他社を否定する社長ほど、発想が止まります。
売れる社長は、他社の良さを認め、自社に生かします。
敵ではなく、学びの相手と見る姿勢があるのです。

12 アドバイスを聞く社長はチャンスをつかむ
成功している社長は、外部の意見を上手に取り入れます。
素直に聞いて、自社流にアレンジする柔軟さがあります。
聞く力がある社長ほど、成長スピードが速い。

13 焦らず、あきらめない
売れないとすぐ別のことを始める社長がいます。
けれど、結果が出るまでには時間がかかります。
焦らず、やり続けること。
一度始めた販路開拓を途中で投げないこと。
この継続力が最終的に会社を強くします。

売れる社長は、人間的に魅力があります。
話していると、素直で前向きで、言い訳がありません。
社員にも取引先にも、自然に信頼される空気を持っています。
会社は社長の鏡。
社長の姿勢がそのまま売上に表れます。

一方で、売れない社長は「なぜ売れないか」を外に探します。
景気、顧客、社員、コンサル、あらゆるものを理由にします。
けれど、どんな状況でも結果を出す社長がいます。
違いは、考え方と行動だけです。

販路開拓もまったく同じです。
戦略やノウハウよりも、まず社長の心構えが重要です。
謙虚に学び、感謝し、行動する。
この基本ができていれば、戦略はいくらでもつくれます。
反対に、どれだけ立派な戦略があっても、姿勢がずれていれば成果は出ません。

売れる社長は、出会う人を大切にします。
紹介を受けたらすぐ連絡し、お礼を忘れません。
会議よりも現場を優先し、数字よりも顧客の笑顔を見ています。
どんな業種でも、社長の行動が会社の未来を決めます。

まとめ
売れる社長の共通点は、人としての魅力です。
礼儀・感謝・謙虚・素直、この4つが根にあれば、販路はいくらでも広がります。
売れない社長に共通するのは、外を見る前に自分を見ないこと。
社長が変われば、社員も取引先も変わります。
経営は技術ではなく人間力です。

売れる社長とは、売れる人間になる努力を続ける人です。
その姿勢こそが最大の営業力です。

販路開拓でお困りの社長は、いつでもご相談ください。
必ずお役に立てます。
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