これが中小企業がやるべきマーケティングだ



販路開拓専門家の伊藤です。



先日、通販会社のバイヤーに
支援企業の商品を提案しました。



「これじゃあ、だめ
形は、丸か星かハートにして。
そして愛のクッキーとか
女性ウケするネーミングをつけて。
あ、パッケージもかわいくね。」



持ちかえって社長とあらためて
相談したところ商品の中身が変わらなければ
やってみるとのこと。



半信半疑です。。。



クッキーの形をハートや星にかえて
手づくり愛のおとどけクッキーという
ネーミングにして、パッケージを変えました。



当然、上代もアップしました。



バイヤーもオッケーで
めでたく、通販で展開となりました。



で、どうなったか???



工場フル稼働でも
生産が間にあわない状況です。



社長は、いまでも売れた理由がわかりませんが
これこそ、マーケティングです。



ターゲットにささる商品開発。
この通販はインスタ映えする商品を
メインで扱っています。



味に差別化ができなければ
形、ネーミング、パッケージで
差別化をはかる。



それが、ターゲットにささるわけです。



中小企業の場合は
多くの新商品を開発することは
資金的に難しいです。



いまある商品のリニューアルこそ
中小企業の商品開発、マーケティングです。



商品自体は同じで
パッケージや形、ネーミングを変えた商品は
世の中にたくさんあります。



御社も、いちからの商品開発ではなく
いまある商品をリニューアルしてみてください。