営業も商談も展示会も。
気づけば、いつも自分が動いている。
誰かに任せたくても、任せられる人がいない。
だから結局、社長である自分が動くしかない。
これは、きっとあなただけではありません。
多くの中小企業の社長さんが、同じように日々の現場を背負っています。
でも、どれだけ足を運んでも、思うように販路が広がらない。
その原因は、営業のやり方だけではないのかもしれません。
販路開拓というのは、実は「経営そのもの」にかかわることだからです。
どこへ向かっているか、見えていますか?
売上を増やしたい。新しい販路を広げたい。
そう思って動き出しても、なかなか結果に結びつかないこともあります。
それは、努力が足りないのではなく
「どこを目指して売るのか」が、まだ見えにくいからかもしれません。
たとえば、地方の産直コーナーを目指すのか
高級スーパーでギフト商品として扱われたいのか
それとも、百貨店や通販サイトでこだわり品として届けたいのか
目指す場所によって、商品の見せ方や価格、提案のしかたまで、すべて変わってきます。
販路開拓とは、単に売る場所を探すことではなく
自社の未来をどう描くか、という選択の連続でもあります。
バイヤーが見ているのは、商品だけではありません
商品に自信はある
味にも品質にも、胸を張れる
それでも商談がうまくいかないとしたら
見せ方や伝え方に、少しだけ工夫が必要なのかもしれません。
バイヤーが見ているのは、商品そのものだけではなく
その商品が「誰のためのものなのか」
「どんな売り場に置けそうか」
「どういう物語があるのか」
つまり、商品の奥にある意味や背景を探しています。
社長が直接話すからこそ、その想いがまっすぐ伝わる。
そこに、他では手に入らない価値があるのだと思います。
価格も、見せ方しだいで変わってきます
「高いですね」と言われたことはありませんか?
でも、ただ安くすれば売れるわけではないし
むしろ安く見られてしまっては、本来の価値が伝わりません。
大切なのは
誰に、どこで、どう届けるかを先に決めることです。
そのうえで価格を考えていくと、しっくりくる形が見えてきます。
百貨店でギフト商品として出したいのなら
価格に合ったパッケージや物語を用意する必要がありますし
スーパーで日常使いを狙うのなら、買いやすさが何より大事になります。
価格は、単なる数字ではなく
会社の「伝えたいこと」がにじみ出る部分でもあるのです。
現場で動いているからこそ、考えることがある
社長が自分の足で営業しているというのは、とても大きな力です。
誰よりも商品を知っていて、会社の想いも、現場の苦労もわかっている。
だからこそ、その動きが空回りにならないように
ちょっと立ち止まって、方向を確認してみるのも大切です。
今、どこを目指しているのか
どんなお客様に、どんな形で届けたいのか
その答えが少しでも見えてくると、商談の内容も変わってきます。
そして、その地図を描けるのは
やはり、社長であるあなただけです。
無理をしないで、でも前に進む
販路開拓は、がむしゃらに走るだけでは成果につながりません。
一歩立ち止まり、自社の進む道を描いてから、あらためて足を踏み出してみる。
誰かに任せられたら楽かもしれません。
でも、任せられる人がいないのなら、自分でやるしかない。
その姿勢こそ、会社を支える大きな力です。
焦らず、迷わず、半歩でも前へ。
その歩みが、会社の未来を変えていきます。
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